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【江戸時代の師と教育勅語の原型】

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 現代では能の謡本などでしか目にすることのない、江戸時代の草書の本にての素読。 人の書く文字には、活字よりも伝わる何かがあるんですよね。   それにしても出口延佳神主、すごくいい事言われてるんだよなぁ。 明治に於いて教育勅語が生まれましたが、その原型が200年前にここで語られているとも言えます。 350〜400年前の人だけど、話が合うだろうなと思います☺️   師に習いたかったし、これが書かれた江戸時代初期はもちろん、現代にも全く変わらず通じる、『中常(なかとこ)』のこころが説かれています。   イセヒカリ御神酒『中常乃金神(なかとこのこんじん)』を契機として、山田白魁塾を通して、縁ある方々ともとても分かち合いたい内容です。

【外宮の酒殿の神】

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みなさまは、外宮の酒殿の神をご存知でしょうか。   今月、お朔(ついたち)参りにて神宮に詣でた時。 独りで外宮の酒殿の神に参り、イセヒカリ御神酒『中常乃金神』を醸します旨、御奉告しました。   奥まっている事もあり、ここには滅多に手を合わせる方もありません。   もちろん、江戸時代初期の出口延佳神主の時代にも存在し、その著作に於いて『外宮の酒殿の神』は述べられています。 また、江戸時代の言わばお伊勢参りハンドブック、伊㔟参宮名所図会にも描かれています。 さらに先日『中常乃金神』を発表した12月16日には、不思議なご縁、御神緣がありました。   稲作そして御神酒造りの仲間2人と外宮に着くと、駐車場で後ろから男の方に声を掛けられました。 私が羽織を黒紋付に替えたため、袴に羽織が引っ掛かり乱れていたのを教えて下さったのでした。   聞けば地元の方で、いつもこの時間に参られているとの事。 私達は酒蔵さんにイセヒカリを預けて来たので、いつもの時間とは違っていました。   今回は御神酒造りの奉告なのだとお伝えすると、さすがは地元の方です、「じゃあこちらを参らねばね」と御酒殿を遥拝出来る地をご案内下さり、みんなで一緒に参拝する事が出来ました。   改めて御酒殿神を皆で参りなさいね、つまり、私達が何のために参ったのかは、すべて分かっています、との御神意が示された、何とも有り難い御神緣だと感じました。

【『中常(なかとこ)』の道を神道となす】

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御神酒『中常乃金神(なかとこのこんじん)』の銘の元となったお話です。   江戸時代初期、のちの外宮に代々神主として仕えてきた度會氏、外宮権禰宜 出口延佳(でぐちのぶよし)神主が唱えていた、   “『中常』の道を神道となす”   という所から来ているのです。   「常若」や「中今」といった神道の本質を表現する言葉がありますが、私はそれらのより奥底の本質を捉える言葉がこの『中常』だと感じています。 “中であり、かつ「常(とこ)しなえ」(永久)に立つ”     今から350年前、1672年に日本書紀について講義した出口延佳氏の講述録『神代講述鈔』には、現代語にすると次のように記されています。   『人の代の終わりまで、國常立尊(くにとこたちのみこと)はいらっしゃいます。   すべて天地、山海、草木、人物、器財までも一つの物も、この國常立尊が乗り写っていらっしゃらない、ということはありません。 必ずすべてのものに、この國常立尊が乗り写っていらっしゃるのです。   この理(ことわり)をもって、常立(とこたち)の尊と申し上げるのです。 永久(とこしなえ)に立っていらっしゃるからこそ、世界が終わる時までも日も月も地に落ちません。四季もその順番を違(たが)えません。   人も物も断絶しないのは、この國常立尊のご神徳ではないなどということがありましょうか。 いえ、必ずこの國常立尊のご神徳のお蔭なのです。   永久すなわち、常(とこ)しなえに立つと言うこと。これぞ神道の根本です。 神宮の本紀には、「形は葦牙(あしかび)のようである。其の中に神がお生まれになる。名を天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)と申す」と言っています。 天御『中』主神と國『常』立尊とは、同じ身体で異なる名であるとの慣習があって、“『中常』の道を神道とする”ことの深い意(こころ)があります。   今の外宮の御神は、これなのです。』 いかがでしょうか。 あなたはどう感じられますか?

岩戸開き、岩戸開き、岩戸開き…

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 先日の12月16日。 新嘗祭XTOLANDとして、神話・歴史考察系YouTuberのTOLAND VLOGサムさんとマサキさんが営まれる名古屋大須のCAFE TOLANDで行われた、新嘗忘年会。 祭日としての新嘗祭を復活させたいとの出口光さんの尊い想いから企画されたこの日、拔穗(ぬいぼ)ふた束の調製の依頼を受け、会場にお持ちすることになりました。 行って知ったのですが、この日はその新嘗祭再興へのスタートの日、『岩戸開き』の日と位置付けられていました。   直前になって、中心の仲間2人もその会場に行くことになりました。 行くことになって知ったのですが、今回御神酒を醸していただく三重四日市の伊藤酒造さんに、イセヒカリの玄米を持っていくちょうど日でした。 伊藤酒造さんは椿大神社の宮司様からかつてそこで造るお酒に、『鈿女(うずめ)』という銘を付けなさいと言われて今に至ります。 その事もまた、今回御神酒造りをお願いするまで知りませんでした。   『鈿女』とは、天鈿女命(あまのうずめのみこと)の事で、『天の岩戸開き』の場面で舞を舞ってそのきっかけを作った神様です。   また直前になって、イセヒカリを預けた後CAFE TOLANDに行く前に外宮の御垣内に参り、その御神氣を拔穗はじめの物に寄っていただき、会場に持って行った方がいいと感じました。 またもや行くことになって知ったのですが、その日は神宮で最も尊いお祭『三節祭』のうちの月次祭。しかも外宮と内宮の月次祭が重なる日。 さらにその日は、76年振りに満月の下で月次祭が齋行される特別な日でもあったそうです。 満月に照らされた御垣内の御白石はまさに、「神代そのまま今に在る」様なのだそうです。   さらにのちに知ったのですが、その日は賢所御神樂(かしこどころみかぐら、けんしょみかぐら)という神事が皇居にて執り行われたそうです。宮中祭祀の中で唯一日にちの定まっていない祭典なのだそうで、今年はこの12月16日。 この祭祀もなんと、『天の岩戸』の神話に由来するものなのだそうです。   新嘗忘年会の本番のステージで少しお話しをする時間を頂いた直後、お声がけくださる方がありました。 ご自身の耳に着けた銅鐸モチーフのピアスを見せながら私が壇上で祓いに用いた銅鐸について尋ねて来られました。その方は阿部さんとおっしゃり、私がいつも語る古代出雲...

御神酒『中常乃金神』始まります。

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 【今回の御神酒はユネスコ登録の『伝統的酒造り』に基く方法で醸されます。】   今回の御神酒造りをお願いしている伊藤酒造さん。 そのためには、近代化された工場の無菌室の様な所ではなくこういった、いかにも“色んな菌が居てくださる”🦠蔵がいいのだと研究者からもかつて言われたのだそうです。   「正しく“神頼み”になります。」と伊藤社長は言われました。   皆さんは、『宇摩志阿斯訶備比古遅神(ウマシアシカビヒコジノカミ)』という神をご存知でしょうか?   天御中主神を始めとする造化三神が隠れられた後、最初に現れた神です。   この神の名に“うまし(美味し)”と“カビ(黴=菌)”が入っているのは、私は偶然だとは思っていません。 発酵の力で食べ物を美味しくしてくれるはたらき。   菌は原始の“神(=カビ)”である。 作家、実業家で菌の研究家でもある執行草舟(しぎょうそうしゅう)氏も、「菌こそが宇宙の意志を受け取り、我々人間に伝えてくれている」と言われます。   この神が祀られているお宮は日本の中でも多くありません。 伊藤社長は古いことを謙遜なさいますが、今回お願いする山廃という仕込み方法は、その蔵に居る多様な、かつその蔵独特の菌のはたらきに任せてお酒と醸されていく、まさに“神任せ”のお酒。   この少ない代表が、何を隠そう私松浦茂樹の故郷の祖神『出雲大社』なのです。 これもまた有り難いご縁です。   さて、『中常乃金神』の御神酒であること、その銘の意味するところをお伝えすると、伊藤社長は「さらに責任重大ですね」と大きくひとつ大きく息をつかれました。   「はい、すべては神にお任せしていますので。それでお願いします。」 そう、お答えしました。 きっと、いや、間違いなく、御神意の乗った御神酒が醸されるでしょう。

御神酒『中常乃金神』(なかとこのこんじん)

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 御神酒の銘は、   『中常乃金神』(なかとこのこんじん)   とさせていただきましたことを、外宮御垣内に奉告させていただき、その足で名古屋での出口光さん出席のCAFE TOLANDでの日本復活の狼煙をあげる最初の祭り、新嘗忘年会で発表させていただきました! CAFE TOLANDとは、神話歴史考察系YouTuberの TOLAND VLOGのサムさんマサキさんが営まれるカフェで、その彼らのチャンネルに出口光さんが登場された折、私も『度會神道の研究家』とお話にも登場させて頂いたご縁もあります。   とは言いましたが今日が日本復活の狼煙を上げる、という会とは知らず、依頼された拔穗(ぬいぼ)を調製し、そのお礼にお招きいただいたものと思っていました。 なのでゲストとして登壇し、こんなベストのタイミング、ベストな意味の場で発表出来そのご縁が本当に有り難かったです。   “中常”とは、度會神主として外宮に仕えた江戸時代の神主、出口延佳氏が唱えた、神道を言い表す言葉でした。   天御中主神の“中”であり、國常立尊の“常” 世の中の中心に常にあり続ける根源の神、そして我々の心の中の心御柱(しんのみはしら)に宿られる存在。   私たちは根源の神を宿した存在。   それは日本國土の艮(うしとら=東北)に封じられ隠れられたとする、艮の金神(うしとらのこんじん)ともこれまでは称されました。   でも、もう良いじゃないですか。 もう出てきていただき、私たちの心の中に、常に居てくださる存在として、中常の金神として、世を輝かせる、黄金色の稲穂の精を凝縮した御神酒を、全國の神々様にのんで頂き、金色に日本國土を明るく照らそうじゃないですか!   人々が皆、心の中の心御柱に宿る根源の神と共に居ることを思い出し、連れ添って生き、その明かりを放てば、神代そのまま今に在る世の中となり、天下泰平に成らざるということは無いのだ、と出口延佳神主も仰っていました。   さあ、ここから始まりです🌅
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 御神酒のためのイセヒカリ5俵をいよいよ、醸造をお願いする伊藤酒造さんにお預けしました。 今回の御神酒についてのお話を詳しくお伝えしたところ、とても重大に受け取って下さり、決意新たに精一杯造りますと言って下さいました。 その御奉告に地元の椿岸神社、そして伊勢の外宮へお参りしました。 今日は外宮も一年で最も大切な三節祭のひとつ、月次祭(つきなみさい)。   最も縁起の良い日の御奉告になり、一層有り難いことでした。